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ヴァンパイアブラッド

【月戯】[悪魔の旋律]花厳 詩保

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キャラクター紹介

花厳 詩保(CV.津田美波)
紹介孤独を背負ったヴァイオリニスト。すっかり心を閉ざしてしまっているが、彼女が奏でる美しく悲しい旋律は悪魔をも魅了する。

セリフ一覧

※誤字脱字は当時の状態のままで反映しています。

※本家にボイスが流用された台詞はリンク>で記載してます。

期間限定マイページボイスセリフ

クリスマス
大晦日
元旦
節分やだ、そのお面どうしたの?わざわざ用意したの?もう、子供みたいにはしゃがないで。
ぷっ、ふふ♪貴方を見てると私まで楽しくなってきちゃう。せっかくだし、一緒に豆まきしようかな。
バレンタインチョコレートを用意したの。受け取ってくれる?貴方には本当に感謝しているのよ。
それに、貴方の事が好きだから……。ん、言っておくけど、本命チョコレートをあげたのは貴方が初めてよ?
ホワイトデー
エイプリルフールエイプリルフールだからってわざわざ嘘をつく人なんているのかしら。いたとしたら相当の暇人よね。
えっ、そんな暗い顔をしてどうしたの?……まさか、嘘をつくつもりだったとか?ああっ、ごめんなさい!
ハロウィン※ゲーム未実装ハロウィンに合う曲は……と。ふふ、演奏する時にこんなにワクワクするのは久しぶり。
そうよね。楽しい曲は笑顔で弾かなきゃ!私は、貴方に出逢うまで大切な事を忘れていたみたいね。

キャラクターストーリー

出会い 誰もいないダンスホール
ああ、私が奏でたいのはこんな音じゃないのに
……悪魔が私を狂わせるの……誰か、助けて……。
親密度Ⅰ 静かなダンスホール
いつだったかしら……。
私はヴァンパイアに襲われ、人間ではなくなった。
世界が黒く歪んだ気がしたわ。
絶望の中で奏でる音色はただただ哀しくて
……いつしか私の心は『悪魔ムルムル』と共鳴してしまったの……。
親密度Ⅱ にぎやかなダンスホール
聖なる血……ふっ、羨ましいわ……。
貴方は私のように穢れる事はないんだもの。
私だって人間でいたかった!
ヴァンパイアも悪魔も大嫌い!!
どうして私を選んだのよ!!!!
親密度Ⅲ 煌びやかなダンスホール
私の音が美しい……?
馬鹿な事を言わないで!!
私は穢れた存在なのよ!?
なのに……美しいなんて、そんな事
……くっ、ひっく、あるわけないのに……
……ありがとう、マスター……。
覚醒 煌びやかなダンスホール
ありがとう……貴方がいたから私は私自身を受け入れる事ができた、強くなれたの。
ヴァンパイアも悪魔も関係ない。
私は私の音を奏でるだけ……貴方への想いを込めて……。
ねえ、愛してる。

絆ストーリー

絆ストーリーⅠ 洋館

……ふぅ、今日の練習はこれくらいにしておくわね。

……やだ。

拍手なんてやめて、恥かしいわ。

でも、ありがとう……マスター。

貴方がこうしてたまに聴きにきてくれるから落ち着いて練習ができる。

貴方と出逢ったおかげでもう一度ヴァイオリンと向き合ってみようと思えたの。

……一週間後のコンクール。

貴方も観に来てくれる?

ありがとう!

会場のどこかにマスターが居るって思うだけでとても心強いわ。

……本当は不安でしょうがなかったの。

人間だった頃は、人前で演奏するなんて何とも思ったことないのに。

ヴァンパイアになってしまった私が人の心を動かすだけの演奏ができるのかって……

でも、貴方は今の私も、私のヴァイオリンの音色もそのまま受け入れてくれた。

それを思い出したとき、くだらない悩みも消えたわ。

コンクール、貴方の為に最高の舞台にするわね。


絆ストーリーⅡ 洋館

チェリー「――詩保、また聴かせてくれる?」

詩保「……チェリー、あなたはいつも突然来るのね。

何かあったの?

貴方が私の音を聴きに来る時はいつも暗い顔をしているわ。」

チェリー「まあね。

……昔の夢を見たわ。

いつも同じ、痛みを伴う夢……。」

詩保「……そう、ちょっと待ってね。

ヴァイオリンの前に、暖かいミルクティーを淹れてあげる。」


チェリー「グス……

詩保、ありがとね。」

詩保「ほら、ハンカチ。

どう?少し気持ちも晴れたかしら。」

チェリー「スッキリしたわ。

おかげで、しばらくは大丈夫そう。」

詩保「私の音で少しでも貴方が救われるなら

私は、それだけで奏でる意味があると感じるわ。」

チェリー「……でも、詩保。

あなた、前よりも演奏に磨きがかかっているんじゃないかしら。

あら、この紙……。

……ヴァイオリンのコンクール?

そう、コンクールに向けて練習していたのね。

きと、貴方の実力なら優勝なんて造作もないことでしょうね。」

詩保「そんなに簡単ではないわ。

少し前までの私は、自分を信じられなくて自暴自棄になっていた。

ヴァイオリンはね、奏者の心を映すの。

私の音色も、長い間曇っていたと思うわ……。

でも最近、ある人に勇気をもらってね。

もう一度、自分の音を信じてみようって思えたの。」

チェリー「……そう。

詩保は、前に進んでいるのね。

それに比べて私は、同じところで立ち止まったまま。

……なんだか、少し妬いちゃうわね。」

詩保「そんなことはないわ。

あなたは、あなたの道を間違いなく進んでいるもの。

さぁ、紅茶のおかわりを淹れたらもう一曲弾いてあげる。

たっぷり練習に付き合ってもらうわよ。」


絆ストーリーⅢ 通学路

ララ「……ふぅ、ここら辺のシャドウも大体倒しましたね。

マスターさんもお疲れ様でした。

貧血とか、起こしていませんか?

しっかりお夕飯を食べて、ちゃんと休んでくださいね。」


~♪~♪~♪


ララ「……ん?

どこからか綺麗な音が聞こえてきます。

ヴァイオリンでしょうか?

うぅ、心地よい音色で……

なんだか眠くなってきちゃいました。

ふあ~、私はお屋敷に戻ります。

そしてたくさん食べてたくさん寝ますー……

マスターさんも車に気をつけて帰ってくださいね。」


公園

~♪~♪~♪

……!

マスター、どうしてここに?

たまたま通りかかって聞こえたって……。

でも

どうして私のヴァイオリンだと?

……ふふ♪

私の気持ちが、ヴァイオリンを通して貴方のことを呼んでしまったのかしら。

練習の続き?

……ごめんなさい。

残念だけど、今日はこれでおしまいね……。

さっきの演奏で、弦が切れてしまったの。

私のヴァイオリン……特にG線の弦にはちょっと変わった弦を使っているのよ。

明日、5駅離れている楽器屋まで替えの弦を買いに行かなくてはいけないわ。

…………あ、あのね。

実は私、電車が少し苦手で……。

目の前であの轟音えお聞くと倒れてしまうことがあるの。

……だ、だから

もし明日、貴方がヒマだったら……

一緒に買いにいってくれると助かるんだけど。

……本当?

ありがとう、助かるわ。

じゃあ、明日のお昼にこの公園で待ち合わせにしましょう。

……あ、お昼ごはんは、食べずに来ていいから。

……理由なんていいのよ。

じゃ、約束よ。


絆ストーリーⅣ 公園

ごめんなさい、待たせてしまったかしら。

今日は私の買い物に付き合ってくれてありがとう。

デ、デートじゃないわよ!

……ばかね。

……でも、貴方がそう思うなら勝手にそう思っててもらって良いわ。


渋谷

ハァハァ……。

やっと着いたわね。

電車の中って、音の洪水のようでどうしても慣れることができないわ……。

足が震えてる?

……そうね。

少しそこの公園で休ませて貰おうかしら。


公園

あの……

お腹……空いてないかしら?

サンドイッチを作ってきたんだけど貴方の口に合うかしら。

……おいしい?

あ、ありがとう。

普段、誰かの為に料理なんてしたことないから少し心配だったの。

フフフ、たくさんあるから落ち着いて食べてね。


渋谷

着いたわ、このお店よ。

少しここで待っててもらえるかしら。


よかった……売り切れていなくて。

これ、私の母が愛用していたのと同じ弦なの。

……私の家は、音楽家の家系だったの。

母はヴァイオリニストで、父は作曲家。

二人とも有名な音楽家だったのよ。

ある日、私はヴァンパイアに襲われて……

人間ではなくなってしまった。

人ではなくなった私を、家族はどう思うんだろう……

私を襲ったヴァンパイアのように私もいつか家族を傷付けてしまわないだろうか?

毎日、不安に襲われて泣いていたわ。

でも、それよりも恐ろしかったのは……

ヴァンパイアになってしまった私の演奏を両親は拒絶するんじゃないだろうか?ってこと。

……気が付くと私は家を飛び出していたわ。

ヴァイオリンだけを手に持って……。

この弦を張って演奏するとねどこかで家族と繋がっている気がしてなんだか安心するの。

……でも、今日こうして貴方と想い出を作れたからこの弦で、貴方とも繋がれたんだって思う事にするわね。

今日はありがとう。

お礼に、この近くのおいしい紅茶のお店を教えてあげるわね。

……もう少し、貴方との思い出を作りたいから。


絆ストーリーⅤ コンサート会場外

ごめんなさい。

会場の外に呼び出してしまって……

どうしても演奏の前に貴方に逢いたくて……。

手が震えて、止まらないの。

何度も人前で演奏してきたはずなのにこんなこと初めてだわ。

……どうしよう。

もうすぐコンテストの順番なのに……。

……!

…………暖かい。

こうして手を握ってくれていると、とても落ち着くわ。

マスター……。

貴方は本当に不思議な人。

いつも、私が一番欲していることをしてくれる。

……私を幸せな気持ちで包んでくれる。

ありがとう、もう大丈夫よ。

手の震えも治まったから。

……不思議ね。

さっきまであんなに不安で心が凍えそうだったのに

いまは、貴方への強い気持ちがあふれ出して止まらないわ。

この想いは永遠に色褪せない。

貴方を、愛してる……。

……私の順番が来たみたいだわ。

会場に戻りましょう。

観ていてね。

貴方の為に……最高の演奏をしてみせるから!


絆覚醒 静かなダンスホール

私は憎かった。

私の運命を狂わせたヴァンパイアも悪魔も

……大好きだったヴァイオリンの音色さえも……

だけど、貴方が笑いかけてくれる度に少しずつ憎しみは消え、優しさや愛に変わっていったの。

私の演奏を聴いてくれる?

貴方に届くように愛を奏でるから

……誰にも負けない深い愛を……。

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